快舟11号遥三が酒泉から打ち上げ!中国が2基の人工衛星を軌道投入

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快舟11号遥三が酒泉から打ち上げ!中国が2基の人工衛星を軌道投入

中国北西部の酒泉衛星発射センターにおいて、固体燃料運搬ロケット「快舟11号(Kuaizhou-11 / 遥三)」の打ち上げが実施されました。
新華社通信および人民網の公式報道によると、ロケットは北京時間2026年9月17日午後3時50分(日本時間午後4時50分)に発射され、搭載されていた2基の人工衛星を所定の地球低軌道へ投入することに成功しました。

快舟(クアイジョウ)シリーズは、中国航天科工集団(CASIC)傘下の航天科工火箭技術有限公司(ExPace)が開発・運用を手がける中・小型の固体燃料ロケットです。
今回打ち上げられた2基の衛星は、超高解像度光学リモートセンシングや宇宙環境測定、通信技術の実証試験を目的としたペイロードで構成されています。
衛星群は軌道投入後に所定のテレメトリを確立し、太陽電池パドルの展開を含む初期機器チェックを順調に進めていると発表されています。

今回の打ち上げ成功により、中国は同日に別の発射場から大型液体燃料ロケットの打ち上げを実施したことと合わせて、1日に2回の宇宙打ち上げ任務を連続して完遂したことになります。
発射場インフラの同時運用体制と軌道投入スケジュールの高密度化が進展している状況が示されました。

個体燃料ロケットの即応展開能力と低軌道商業輸送の技術的特徴

快舟11号は、直径2.2メートル、全長約25メートル、離陸質量78トンを誇る大型固体燃料ロケットであり、高度700キロメートルの太陽同期軌道(SSO)へ約1トンのペイロードを輸送する能力を備えています。
液体燃料ロケットのように発射直前に長時間の極低温燃料充填作業を行う必要がなく、固体推進薬を事前に充填した状態で保管できるため、打ち上げ準備期間を大幅に短縮できる「即応発射能力(ラピッド・ローンチ)」が最大の特徴です。

また、固定式の大型発射台に依存せず、車輪式の専用移動発射台(トランスポーター・エレクター・ランチャー)を用いた機動的な発射シーケンスが採用されています。
これにより、砂漠地帯の簡易射場からでも迅速にロケットを起立・点火することが可能となり、有事の際の緊急衛星補充や、小型衛星コンステレーションの欠損機交換において高い柔軟性を発揮します。

世界の宇宙輸送市場において、低軌道衛星網の構築に伴う迅速かつオンデマンドな小型打ち上げ需要は急速に拡大しています。
大型液体ロケットによる相乗り打ち上げとは異なり、顧客が希望する軌道傾斜角や投入高度に直接ピンポイントで衛星を届ける専用輸送手段として、固体ロケットの実用運用が定着しつつあります。

【NASA最新ニュース】夜空を貫く光の帯「黄道光」!探査機ジュノーが突き止めた宇宙塵の起源

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、公式の天文情報サイト「Astronomy Picture of the Day(APOD)」において、インド北西部ラダック地方のハンレ星空保護区で撮影された「黄道光(こうどうこう)」の高解像度夜空画像を公開しました。

公開された画像では、標高約4500メートルの極めて大気が澄んだ高地において、東の地平線から天頂へと伸びる淡く白い円錐状の光の帯が鮮明に捉えられています。
黄道光は「偽りの夜明け」とも呼ばれ、太陽系内の惑星が公転する黄道面に漂う微小な惑星間塵(宇宙塵)が太陽光を前方散乱することで生じる現象です。
画像の中には、黄道光の光芒の中に木星が輝き、帯の延長線上にはプレアデス星団や赤みを帯びた火星が位置しています。

長年にわたり、この宇宙塵の起源は彗星の崩壊や小惑星同士の衝突による破片と考えられていました。
しかし、NASAの木星探査機「ジュノー(Juno)」が木星への航行中に偶然捉えた宇宙塵の衝突データ分析により、塵の大部分は火星の大規模な砂嵐によって宇宙空間へと舞い上がった火星起源の粒子である可能性が判明しています。
夜空の神秘的な光の帯が、隣の惑星の活動と直接結びついている事実を示す貴重な天体写真として解説されています。

参照URL:
https://english.news.cn/20260917/48902beaa11c4baabb096ed85a0aca12/c.html
https://en.people.cn/n3/2026/0917/c90000-20500977.html
NASA最新ニュース参照URL:
https://apod.nasa.gov/apod/ap260919.html

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