NASA、2026年最初のISS船外活動を2回実施
1月8日・15日に国際宇宙ステーション外で重要作業
NASAは、2026年最初となる国際宇宙ステーション(ISS)での船外活動(宇宙遊泳)を、1月8日(木)と1月15日(木) の2回にわたって実施します。これらの船外活動は、ISSの電力強化や機器更新を目的としたもので、NASAは両日ともに詳細なライブ中継を行います。
1回目の船外活動(米国宇宙遊泳94)
実施日時と中継情報
- 開始予定時刻:2026年1月8日 午前8時(米国東部標準時)
- 所要時間:約6時間30分
- ライブ中継開始:同日 午前6時30分(米国東部標準時)
- 配信プラットフォーム
- NASA+
- Amazon Prime
- NASA公式YouTubeチャンネル
NASAの番組や中継は、これらの配信サービスに加え、SNSなど複数のオンラインプラットフォームから視聴できます。
① 1回目の宇宙遊泳(1月8日・U.S. Spacewalk 94)
ライブ配信開始
- 日本時間:1月8日(木)20:30
宇宙遊泳開始予定
- 日本時間:1月8日(木)22:00
(米東部時間 1月8日 6:30 配信開始/8:00 宇宙遊泳開始)
宇宙飛行士と役割
この日の船外活動には、以下の2名のNASA宇宙飛行士が参加します。
- マイク・フィンケ宇宙飛行士
- 船外活動クルー1
- 赤いストライプ入りの宇宙服を着用
- 今回が10回目の船外活動で、NASA宇宙飛行士として最多記録に並ぶ
- ゼナ・カードマン宇宙飛行士
- 船外活動クルー2
- ストライプなしの宇宙服を着用
- 今回が初めての船外活動
作業内容
2人はISSのクエスト・エアロックから船外に出て、電力チャンネル2Aの準備作業を行います。これは、将来設置される「ISSロールアウト型太陽電池アレイ(IROSA)」に対応するための重要な工程です。
新しい太陽電池アレイが設置されることで、ISSは追加の電力を確保できるようになり、日常運用だけでなく、将来的な**安全かつ制御された軌道離脱(デオービット)**を支える上でも重要な役割を果たします。
2回目の船外活動(米国宇宙遊泳95)
実施日時と中継情報
- 開始予定時刻:2026年1月15日 午前7時10分(米国東部標準時)
- 所要時間:約6時間30分
- ライブ中継開始:同日 午前5時40分(米国東部標準時)
- 配信プラットフォーム
- NASA+
- Amazon Prime
- NASA公式YouTubeチャンネル
この船外活動を担当する宇宙飛行士は、1月8日の船外活動終了後に発表される予定です。
② 2回目の宇宙遊泳(1月15日・U.S. Spacewalk 95)
ライブ配信開始
- 日本時間:1月15日(木)19:40
宇宙遊泳開始予定
- 日本時間:1月15日(木)21:10
(米東部時間 1月15日 5:40 配信開始/7:10 宇宙遊泳開始)
作業内容
2回目の船外活動では、ISSの維持と運用に関わる複数の重要作業が計画されています。
- 高解像度カメラ(カメラポート3)の交換
- ハーモニー・モジュール前方ポートへの
平面反射器(プラナー・リフレクター) の設置- 接近・ドッキングする宇宙機の航法支援に使用
- 初期型アンモニア・サービサー・ジャンパー
(流体システムをつなぐ柔軟なホース)および、
その他ジャンパーの再配置- 対象箇所:S6およびS4トラス構造
これらの作業は、ISSの熱制御や訪問機支援能力を維持するために欠かせません。
記念すべき節目の船外活動
今回の2回の船外活動は、以下の点でも大きな節目となります。
- ISS支援の通算278回目・279回目の船外活動
- 2026年最初のISS船外活動
- 第74次長期滞在(Expedition 74)として初の船外活動
国際宇宙ステーションについて
ISSでは現在も、科学研究、技術実証、地球および宇宙観測など、さまざまな活動が続けられています。最新情報や研究内容については、NASA公式サイトで詳しく紹介されています。
公式サイト
https://www.nasa.gov/station
宇宙ステーションの将来を支える重要な船外活動。宇宙空間で行われる精密な作業を、ぜひライブ中継で見届けてみてはいかがでしょうか。
